レシピ本を買ってしまったが後悔はない/ウー・ウェンさん
こんにちは、わいちゃんです。
最近料理本を買いました。
というのも、私はもともと料理本はもう買わないぞ!と決めきっていたのに、です。
料理本を買うと、最初は「ああこんなの作ってみたい」「こんなおしゃれな調味料が!」とワクワクが止まらないので、ついつい高校生の頃から料理本やキッチン雑貨を見て回るのだけは好き。
でも、いざ作るとなると料理を一度初めては本をパラパラ、調味料を測っては本をパラパラ…と一向に料理が進まない。そして料理本を見て真似して買ってみた調味料やらキッチン雑貨がわんさか溜まってきて自己嫌悪…これが私のいつものパターン。
だから稲垣さんの「もうレシピ本はいらない」というエッセイを読んだ時は、もう感動が止まりまらなかったほど。
そんなズボラ料理しか作らないぞ!と心に決めたにもかかわらず、私はついつい料理本をまた買ってしまったのでした。実家に帰省していた時に、楽しそうに料理本を開いている母の影響で。
レシピ本を買ってしまったが後悔はない/ウー・ウェンさん
買ってしまった本はこちらの本。もうレシピ本を買わないと腹を括っていた私ですが、掌返しを余儀なくされました。
だって本の中には、これまで聞いたことの内容なテクニックが盛り沢山。
なんかうまくいかないけど、見てみぬフリしていたことの原因がズバリ書かれていたのです。
私の感覚では料理が60点まで作れるひとを89点まで押し上げてくれる本のような感じ。
特別な調味料などは揃える必要はなくて、なんども繰り返し同じ調味料を使ってくれるのも嬉しい。
特に響いたメモ
レシピ本の中で特に響いたことは、肉野菜炒めはたんぱく質に味をつけて、野菜には味をあまりつけないことでメリハリがつく、だとか。
火の通り具合を調節するのは難しいから、一度肉も野菜も個別で茹でてから、フライパンで混ぜ合わせるとか。
しかも料理名が変わっても、材料が変わっても、基本は同じだからポイントを抑えれば応用が効くのです。これはズボラには嬉しすぎる。
料理の公式の証明みたいな本
話は変わりますが、学生の頃数学が好きでした。理由は公式の成り立ちさえ覚えてしまえば、そのほかは応用すれば解くことができるから。逆に社会や国語の漢字を暗記するのが大の苦手。
この本を見た時、数学の公式の証明を見ているみたいで、心がウキウキしたのです。ちなみに数学は高校の後半ですぐにつまづきました笑
早速作ってみたら、大好評…!
本を見て、さっそく肉と野菜の炒め物をやってみました。
料理本では豚肉とキャベツ。でも冷蔵庫に鶏肉しかなかったので、鶏肉で作りました。
最初なのでもちろんレシピ本を見ながら、ちまちまと。
工程自体は簡単なのですが、なんせ要領がわるくて、都度確認しないと心配になりまして。
そしてなんとかかんとか作った料理を食べたのですが、それがなんとも
自分で作ったのが信じられないほどうまいのです!!!!
調味料自体普段の3分の1ぐらいしか使っていないのに、(普段どばどばつかう)味がしっかりついていて、それでいて濃くない。まさにメリハリ。パートナーも大絶賛でした。
焼く前にお肉に片栗粉をつけるだけで
普段しないことといえば、焼く前に片栗粉をつけるという工程。
実際には、家に片栗粉がなくこっそり薄力粉で代用したのですが…全く問題なし。
塩胡椒をしたお肉に、すこーし粉物をまぶすことで、その後の調味料がお肉につきやすくなるみたいなのです!!たしかに料理動画を見ながら作っていた時、そんなこともしたかも。でも当時はなんで粉物をお肉に塗すのかなんて1mmも考えていないですからそんなこたあ知らなかった。
他にもポイントは盛り沢山なのですが、ここはぜひウー・ウェンさんの本を読んで直に学んでいただきたい。
毎日することは勉強代を払う
先日、プロか独学かという話をしました。
ご飯なんて1日3回もあって、365日のことですからね。
それもこれも、料理に時間を裂いたり、勉強をするほど時間と心に余裕が出るまでの道のりは本当に長かった…前は毎食のようにカップラーメンだったのだから、もう別人のようになってしまった。笑
毎日少しずつでも、こっちの方が良さそうって選択を続けていくと人生はどんどん楽しくなるのかもしれない。肩のちから抜いて、引き続きやっていきましょ〜
今日のおすすめ
10品を繰り返し作りましょう~わたしの大事な料理の話
本日の話のテーマになった本。
実家に帰省した時、母と姉が楽しそうに付箋を張りながら毎日料理を作ってくれて、それが美味しかったのがきっかけ。
本当に大事なことはほんの少し~料理も人生も、すべてシンプルに考える生活術
https://amzn.to/4b8yeKo同じ著者が書かれた本です。
キッチンの清潔な保ち方などがとても気づきが多かった。