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盆一つの力【一汁一菜】

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こんにちは、わいちゃんです。

「もう お料理で苦しむ必要はありません」
料理研究家土井先生の『一汁一菜でよいという提案』(新潮社)の本を読んで、一汁一菜生活をスタートした私。

その中で「お盆」によって、ぐっと一汁一菜の魅力が引き立つなあと実感しました。盆が食卓にどんな影響を与えるのか…与えられてきたのか…について書いてみよう。

盆一つの力【一汁一菜】

哲学的な内容も含まれるこちらの本が大好きで、線を引いたり、折ったりしてたくさん汚した本の一つ、『一汁一菜でよいという提案』(新潮社)。

一汁一菜でよいという提案 (新潮文庫)

https://amzn.to/3Qn7q0u

日常の食事は、ご飯と具だくさんの味噌汁でよいのです。

作るだけで大変で、見栄えまで気にしてられない

そもそも料理を作ること自体がオオゴトだったのです。

冷蔵庫をチェックして、ご飯をチェックして、買い物に行ったり、ショート動画を何度も止めたり繰り返しみたりして、やっとできた料理を今度は美しく盛る?もうそんな力はどこにもありませんよ。

冷凍ご飯を美しく盛る元気もない

楽になるからと、週末にまとめて作った冷凍ご飯。
あつあつのうちにラップで包んで冷凍しておけば、レンチンで炊き立てのように美味しくなる…これはもう現代の常識でしょうか?

そのレンチンご飯を器に盛る時も、「ふんわり綺麗によそって食べよう」なんて元気はさらさらないです。ちょっとツンツンとご飯を整える余裕すらこちらにはない。

色合いを気にする元気もない

さらにいえば、食卓の色合いを気にする余裕もさらさらない。

先ほどのレンチンご飯をワンプレートに乗っけて、そこに一品ドカンと乗せる。終了。
大体その一品が鶏の照り焼きだったり、カレーだったり、ハンバーグだったりするのです。

やっと作り終えた…とヘロヘロになって器を見ると大体茶色い。茶色しかない。玄米を食べていた時なんて、全部茶色でした。そして悲しくなる。こんなに頑張ったのに、全然食卓が美しくない…

料理も第一印象が大事

なんだかんだ料理も人も見た目は大事。
ご飯だよ〜と食卓にワンプレートにおさまった茶色尽しの食事を載せるのは、なかなか罪悪感のあることでした。

自分で作るだけえらいじゃん、と納得させようとするものの、見た目がなんとも寂しいと感じてしまい、耐えきれず「茶色ばっかりでごめんね」なんて口から出てしまうのです。

ここまで頑張って作ったのに、さらに謝罪をしてしまうなんてどれだけ自分にプレッシャーだったでしょう…と今振り返れば思います。

盛り付けが一汁一菜でこんなに簡単に美しくなるなんて

それが一汁一菜を始めたら、びっくりするほど美しい食事が自分で作れたのです。

確かに現代の食事と比較すれば漂う質素感はあるのですが、それをこして国宝をみてるような美しさとでも言いましょうか。とにかく自分でこれ作ったの?とびっくりしてしまいました。

それもこれも、外国製のお高い食器を買い揃えたわけでもなく、ただお盆と茶碗とお椀とお箸を型に習ってはめ込んだだけなのです。

ワンプレートは盛り付けが難しい

ワンプレートご飯と試しに画像検索してみてください。カラフルな食材が美しく盛り付けられていることが多くて、感覚としては「おしゃれな食卓」。

しかし1年以上ワンプレートご飯を食べてみて思うのは、洗い物は確かに楽だけど、食べる前の盛り付けがなんとも美しくならない…という悩みでした。

一汁一菜は、食材によらず型が決まる

盛り付けがイマイチだと食事がなんとなく気怠く感じて、メリハリがなかったです。いつの間にか食事が始まりいつの間にか食事が終わっていたような気がします。

しかし一汁一菜の型にはめ込んだら、「おぉ」と思わず声が出てしまうような感動がありました。

全部茶色だとしても、型さえ守れていれば美しさが保障されるのがすごいところ。
「茶色ばっかりでごめんね」なんていう謝罪はもうしなくていいのです。

情熱大陸の土井先生の回が好き

そんなわけで、一汁一菜をする時は、型もセットでやるとより良かったよ〜と言う話でした。

ここからはおまけ的な内容です。

我が家はもう数年テレビを所持していないので、メディアがあんまり見れないのですがつい先日情熱大陸が最近Youtube版を出していることに気づきました。

その土井先生の回がなんとも癒されるのです。

『土井善晴が教える人生が楽になるお味噌汁の作り方①』(情熱大陸 公式チャンネル)

https://youtu.be/MIgjHdrIBvs?si=kUVeEhjkDPrPyLZN

実際に話している言葉や、動作を見ると、いろいろと伝わってくる物がありました。

土井先生の名言

土井先生のお父さんは、かなり有名な料理研究家だったらしいのです。
そんな幼い頃から料理が身近だった土井先生の名言がかなり染みます。

どこかのサイトでまとめられていた名言の中から、さらに私がすきだなあと感じたものを抜粋させていただきました。

お料理する人が全部しないで、食べる人が自分で調味料をかけて食べればいい。今のお母さんは優しいから。そこまで責任持たないでいいですよ

食べたいものをなんでも味噌汁に入れれば、それで立派な食事になるんです

一汁一菜は健康に生きるための持続可能な食事。一汁一菜にプラスするおかずは小さな楽しみ。気持ちに余裕のある時だけ作る。

料理は基本をふまえて、食べられるようにすることです。

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わいちゃん
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ブロガー
20代女性。東京都23区内月10万円でミニマリストの彼と同棲しています。
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