変化するための痛みと時間【マウスピース矯正】
こんにちは、わいちゃんです。
歯科矯正を始めました。
前から自分の歯並びや滑舌が悪いことが気になっており、
勇気をもって歯科矯正をすることに。
実際に歯並びが良くなるまでには、約8ヶ月ほどかかるそう。結構ながいですよね。
さらに矯正というからには、歯をすこしずつすこしずつ動かしていくわけなのですが、これが地味に痛い。
やっぱり人間が変わるには、痛みと時間がかかるものだなと再認識したのです。
マウスピース矯正をするにあたって、気づいたことなどを書いてみようと思います。
変化するための痛みと時間【マウスピース矯正】
マウスピース矯正というのは、歯の形に合わせたマウスピースというプラスチックのような物を四六時中歯にはめておき、歯を動かす矯正方法。1週間おきにはめるマウスピースを変えることで、少しずつ理想の歯並びにするのです。
私の場合、35枚のマウスピースが配られました。
一つのマウスピースは約7日つける。それが35枚ということは245日。
しかも食べる時以外は基本的にマウスピースは常に装着しなければならないらしく1日換算すると22時間。矯正している時間を合わせると5390時間。。とてつもない長さに感じて来ました。
しかも控えめにいって、痛い。
それが地味なストレス。
特に7日間経過して、次のマウスピースを装着する1日目はとにかく痛い。
痛み止めを飲んで、夜前につけるのがおすすめとまで言われてしまった。
つまり途方もない時間と、痛みと、ついでにお金まで歯科矯正にはかかるのです。
でも冷静に、歯が動かせるってすごい
ここまで歯科矯正の文句をたらたらと書いて来たわけですが!
冷静に考えて、あの硬くてびくともしない歯を動かせるって驚きませんか?
手でむりやり押したとしても、理想の歯並びになるはずもなく、力一杯押してみれば理想の歯並びどころかボッキリ折れてしまったり、抜けてしまったりするだろうと容易に想像がつきます。
ぽっきり折らずに絶対無理だと思うことを成し遂げようと思うならば、膨大な時間と継続する痛みに耐えることでのみたどり着くのだと歯科矯正をしてしみじみと感じたのでした。
地味な痛みを長時間受ければ確実に変わる
つまりですよ。
地味な痛みを長時間受け続けるということは、変わらないtと思われている物を変える力があるのですよね。
これはいい意味でも悪い意味でもありそうで、怖くなります。
例えばブラック企業で長期間体に負荷をかけ続ければどこかで必ずしわ寄せが来そうだし、毎日地味すぎる努力を続ければ気づけば遠い場所までたどり着いていたということにもなり得る。
生きていれば大小さはあれど、みんな痛みを感じていきているとすると
歯科矯正の如く、ゆっくり、だれにも気づかないようなスピードで、変化をもたらしていると考える方が自然なのかもしれません。
なかなか結果がでなくても、歯を折ることはやめよう
毎日頑張っているのに、なかなか結果が出なくて辛い。。
という時、ありませんか。私はしょっちゅうです。
それでもむりやり歯を押して結果歯を折ってしまうように、衝撃でなんとかするのは避けたいところ。最悪の場合アサッテの方向にまっしぐらしてしまうかもしれません。
日々痛みを感じるなら、間違いなく今は変化をしている時。
嬉しい報告だと解釈して続けていく勇気を持ちたいです。
痛みを感じなくなったら、マウスピースの替え時
新しいマウスピースを使い続けると、痛みがなくなって来ます。
そのマウスピースで移動できる分の矯正は終わったという合図です。
だから歯科矯正では、次のマウスピースをはめることになります。
そうしてまた歯が動き出す。そして痛い。また1週間の始まり。
多分これは自分の成長過程でも言えることなんだろうな〜と思いませんか?
前はしんどかった、辛かったけれど、今はなんだか普通にこなせるようになった、という時は新しい負荷をかけるタイミングなのかもしれません。
やっと痛みから開放されて、痛みが減って来たのに、次のマウスピースをはめるって…余程ストイックじゃないとできない芸当ですよね。私もできる自信はありません。
それでも次のマウスピースをはめつづける事ができる人だけが、変わり続けることができるのでしょうね。
本日の一冊
『自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか』(青春出版社)
自分自身が危険だと思う先に、本当にやりたい事があるというメッセージ。
ストイックに追い込みたい時に読みたい。。