ミニマリストの趣味【ストーリーを味わう】

こんにちは、わいちゃんです。

自分はわりと物が少ない方だと思っています。
同居している彼も物が少なく、
いわゆるミニマリスト的な生活を送っているのですが、
最近ふと思ったのが家の中にあるものって
全部自分が入れ込んだんだよなあということです。

入れ込んだということはその背景には
ストーリーがあったり理由があったりするわけです。

それを一個一個確かめてることを楽しむのが
ミニマリストっていう人種なのかなあと思ったりした話をします。

ミニマリストの趣味

ミニマリストいう人種、なんていった物の
100人いれば100通りの考えがあるため、
もしかすると私に限った話かもしれません。

それでもこの「ストーリーを確認する作業」というのは
なかなか面白いものなんですよね。

家は巣、巣には哲学が反映されてる

一度周りを見渡すと、いろんな物が目に入ります。
カーテン、机、椅子、タオル、シーツにボールペン
これら全部自分で家の中に入れたものと思うと
なんだか楽しく感じてきます。

しかもそれらを選んだ理由なども、
理由の大きさはあれど、一つ一つにあるのです。

実家の掃除で、なんだこれ？というものを見つけると
その物のストーリーを聞くのが本当に楽しくてやめられません。

その人の性格やら考えやら、哲学的な部分が含まれていて
たかが物でもそのストーリーに価値を感じたり聞いたり振り返ることが
ミニマリストの人の趣味なのだと思っています。

ものを減らす理由

ものを減らす時、いろんなことに気づかされます。

流行り物を捨てる時は、自分ってミーハーだなあとおもったり
使っていないブランドものを捨てる時は、ブランドで選ぶ癖があるなあって思ったり
YouTuberの真似をして買った化粧品を捨てる時は、自信がなくなるとすぐ人の真似をするなあって思ったりと自分の内面に向き合わざるを得なくなります。

別にそれで、どうとかではなく
自分を知る作業がただただ楽しかったりもします。

そうすることで、1人では気付けなかった部分に気づくことができたり
生きやすくするために行動を変えることもできたりします。

もちろん何度も同じ落とし穴にはまることもあるあるですが、
その落とし穴の脱出する癖みたいなものに気づいたりもします。

自分を知りたい時に片付けする

「どうしてこれをもっているのか」を気がつけば考えてしまいます。
それは側から見ればとても生産的で効率的なミニマリストのイメージとは遠く
無駄な行為にも思えることもあります。

実際1ヶ月に何度も、どうしてこの鍋を持っているんだろう・・・とか
置く場所はここがベストだろうか・・・なんて考えても生産性はそこまで変わりません笑

ただ自分のストーリーや考え方の癖を知りたくて
その考えるための道具としてものを活用しているだけだったりもします。

家中のものを点検して、ただティッシュの配置を動かしただけ
なんて日もある時がありますから全く生産的とはいえません。

自分の家に人が来た時を考えてみる

社会人になって、なかなか家に人を呼ぶ機会が減ってしまいました。
ご飯に行くにも、お互いがアクセスしやすい大きな都市が集合場所になり
そのまま退散というのも珍しいことではなく
むしろマナーのようになっていたりもします。

ミニマリストというと、自分の部屋に籠もってたんたんと
自分の好きなことをする、というイメージが長年ありましたが
そんなことはなかったなあと考えが変わりつつあります。

物が少ないので食器などはないかも知れませんが、
時間さえあれば自宅でホームパーティを開いてみたいな、
なんて密かに計画を進めていたりします。

凝った料理や、おつまみなどを少しずつ揃えて
気の合う友達を招待するのはとてもいい休日になりそうです。

そんな計画をすれば、家の中の片付けもいっそう捗りそうな気がしてきます。

時間がたっぷりかかる趣味をもつ

ミニマリストになると、なんとなく時間の余裕が増えたように
感じた人が多いように感じています。

実際に私も、あれほどバタバタしていたのが嘘のように
のんびりとした時間が流れることも増えてきました。

それじゃあ新しい仕事を増やして挑戦をしよう！というのもいい案ですが
個人的には時間をかけないと楽しめない趣味を持ってみるのも楽しそうです。

例えば、音楽や絵などの芸術に触れてみるとか
手の込んだ料理に挑戦してみるとかは時間がないとなかなか楽しみを見いだせないけれど一生楽しめる自分だけの趣味になりますし、そういったことに最近は価値を感じています。

最近は１日１枚絵を書いていて、部屋の壁に飾っているのですが
パートナーが時々コメントをくれるので作品作りの励みになっています。

この絵を毎日続けていたら将来どんな作品を作れるだろうと予想できない楽しみ。
これこそ私を退屈から脱出するヒントの一つになっていたりするんですよね。

今日も物を見直す

もう十分部屋は綺麗になりましたが、今日も物を見直す作業を行います。
それはもうミニマリストの趣味なんだと、感じています。

わいちゃん

ブロガー

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20代女性。東京都23区内月10万円でミニマリストの彼と同棲しています。