加点日記がよい【自分を減点してしまうあなたへ】
こんにちは、わいちゃんです。
「今日はこれができなかった…」
何事もポジティブに考えることが大事!というのは頭では分かっている。もはや現代の常識。ネガティブは嫌われる、と相場が決まっているのだ。
しかし1日の終わりに、今日できなかったことを考えてしまうのがどうもやめられない。
真面目といえば聞こえがいいかもしれないけれど、できれば寝る前くらいも明るい気持ちで布団に入りたい。少し軽やかに、自分にを褒めて褒めてご機嫌に過ごしたい、という希望がある。実際の性格からして、難しいのかもしれないけれど、そうゆう希望はなくならない。
今日も私は「早起きできなかった。」「自炊を適当にしてしまった」など、反省の嵐が脳内で病むことはないのだ。
そんな蔓延ネガティブモンスターなわけですが、ある本で「加点日記」なるものを見つけました!そして効果があった!すこしポジティブに1日を振り返れた!実際に数ヶ月試してみて、これは良いと思ったのでメモとして残させていただきます。
加点日記がよい
加点日記とは、シンプルに「今日できたこと」にどんどん加点していく日記です。
ちょっと例をあげますと…
これまでの日記
今日は簿記の勉強ができなかった。うああああ、どうしてできないんだろう。そうだ、ショート動画を見すぎて時間がなくなったんだ。あのビフォーアフターの動画はくだらなかったけど、ついつい見ちゃったんだよな。明日こそ動画を見ないで、頑張るぞ!
あとまた外食しちゃった。しかもラーメン!塩分が高いし、胃もたれするって分かっているのについつい食べちゃうんだよな。どうすれば防げるんだろう。
加点日記
今日は朝眠かったけど、二度寝せずに起きれた(80点)し、そのままいつも通り朝食を食べれた!(80点)仕事は時間通りに終わらせた!(100点)
それに体がちょっと疲れていたから、自炊じゃなくて外食にした!自分を上手に休ませられたから明日からまた頑張れそう。
といった感じて、できたことをに点数をつけていき、100点以上の点数をつける日記です。
これが単純なのですが、結構気分がいいのです!やってみると効果実感しますよ!
なんと言っても減点がないので、点数が増えていくだけ。加点に加点を重ねて、先日ついに2000点を超えてしまいました!
『自分の薬をつくる』(晶文社)
加点日記はこちらの本で紹介されていました。
私の本の中で一番線を折ったり、引いたりした本かもしれません。大好きな本。
加点日記をしてみよう!
というわけで、もし加点日記を実践したいぞ。という方に向けてここからは実践編!
自分の薬をつくるもぜひぜひみていただきたいです。
・ノートに書いて、点数も可視化する
・パートナーと今日できたことだけを共有する
ノートに書いて、点数も可視化する
もし既に日記を続けているのであれば、そのまま日記の上にペンで100点!と追加していきます。ぽこぽこと100点が生まれる日記は振り返っても可愛く見えてお気に入り。
日記は始めたいと思いつつ、なかなか続かないんだよなあとお悩みの方はモーニングページなら続くかもしれません。
どんどん加点、減点のない日記はきもちいい…
やってみればわかるのですが、かなり加点日記、きもちいです。笑
私含め、自分には減点たくさんして虐める癖がついてしまっていると思うので、褒める練習にもなりますよね。
減点することが板につき過ぎている
思い返せば減点大好き人間になってしまった…
今日はこれができなかった。
これがいまいちだった。
特に自分のことだから、手を抜いた事を見つけるのは簡単。
自分しか知り得ないような「ダメなポイント」がじゃんじゃか出てくる。
今日はここを適当にやったな、と自分で自分を責めてしまうのですが、これって普通なのでしょうか?現代人みんなが陥っていること?
そういえば、以前性格診断した時に、自分の強みは「着想」と出たことを思い出したのでした。
着想って、ネガィテブにもなりやすい?
有名な性格診断、『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0』(日経BP 日本経済新聞出版)が売れているみたいです。就活や自己分析、会社で受けることが義務付けられている企業もあるみたいで、私も友人に勧められて受けてみたのでした。
診断を受けると自分の強み5つがわかる、というテストなのですがその資質の中に「学習欲」と「着想」があったのです。
着想は思いつき!みたいなもので、今の状況を打破するためにいろんなことが思いつきます。
「自分にはこんな課題がある」「こここをまだ改善できる」と自分の内側から絶えず自分の声がたえず聞こえてきて、うるさいくらい笑 さらに学習欲でその思いついたことにどんどこ勉強していくという性格なのです。
振り返れば周囲からは「頑張っていてえらいね〜」とか「常に修行しているみたい」とか、いろいろと言われておりますが、自分としては思いついた事をじっとしていられない性分で、努力しているつもりもさらさらない、というのが本音です。
着想する自分を褒めたい、のにむずい
自分の得意なこと、生まれつきの長所は自分ではなかなか気づかないらしい。
私もその診断を受けるまで「着想がある」なんてことは考えたこともなかった。
なんなら、次から次へと課題が閃いて自分を責め立てるその声に鬱陶しさも感じていました。いつも自分が自分に怒られている感覚で、でもどうにかしたいから行動しちゃう。
言い換えれば、課題がどんどん思いついてしまうという自分の長所に苦しめられているとも言い換えられるのかもしれません。がたいが生まれつき良過ぎて、普通に過ごしているだけで生意気にみられてしまうという話も聞いたことがありますし。
これは長所を長所として捉える練習だ
だからどんどん課題を発見して、自分に教えてくれる能力を加点してあげる。この「加点日記」は私と相性が良かったのかもしれません。似たようにめちゃくちゃ自分を責めてしまう…という人は多分課題発見力や思いつきの能力が生まれつき高めの可能性もある。
自分の長所をどう扱うか、難しいですよね〜〜
ある本には、人はみんな生まれつき個性という角を持って、ユニコーンのようだったが、年を重ねるうちに自分の角(長所)が煩わしくなって、角をとって普通の馬のように生活をするという話だ。長所はうまく扱わないと、自分を苦しめる邪魔な存在になっちゃうのですね。
『「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講』 (講談社現代新書)
その角をとって、無理やり個性をなくそうとすると、負荷がかかってメンタル不調になりやすいということを解説されている本です。私の大好きな本の一つ。
パートナーの加点日記を聞くのも良い
もしパートナーと暮らしている人は、お互いの加点日記を共有するのも、恥ずかしいけれど楽しかったりする。
寝る前にお互いが、頑張ったこととか、いつも通りにこなせたことを共有すると明るい気持ちで就寝できる上に、相手は日々こうゆうことに喜びを感じて生きているんだと価値観も分かり合えるきっかけになる。
大切な人の価値観を知るのにも有効
どんなことで相手が喜ぶのかって、一緒にテレビやユーチューブを見ているだけじゃ気づかない部分が多すぎるんだよな〜。実家に帰った時に母ともこのようなことをした。
あまり自分のことを語らない母だから、日々どんなことに嬉しいと感じて過ごしているのかを知るきっかけになって楽しかった。
加点日記が長所を扱いやすくする
そんなわけで本日は加点日記についてのメモでした。
自分のみんなと違うところって大体嫌だなあ、直したいなあと思うのですがそれこそが長所という大オチ。。まあ人生ってそうゆう所ありますよね。
自分自身に嫌だなあと思うところは尽きないのですが、それが自分の好きな場所だったりするし、めんどくさい笑
ユニコーンの角(才能)をどう目立たなく、無くして普通の馬として過ごしていくかにエネルギーを注ぐよりも、どうすればその角(才能)で自分を怪我させないか。ついでに言えば人の役に立てられるか!なんてことまで考えらられたら最高です。
ちなみにモーニングノート、今でも毎日書いております。無くてはならない最強の薬として今も皆様にお勧めし続けたいです。
『新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。』(サンマーク出版)
モーニングノートの正しい方法をこちらの本で紹介しています。
お時間ない方は、本ブログか、Youtubeなどにも要約乗っておりましたのでそちらからどうぞ。
今日はたくさん本を紹介しちゃいましたね。どれも大好きな本です。