ランニング日記【vol.2】
こんにちは、わいちゃんです。
ノロノロと5月から始めたランニングを続けています。
今日はランニングから学んだ「相手のペースに合わせるとろくなことがない」という話をします。
ランニング日記
ランニングをのろのろとスローペースで続けていましたが、梅雨の時期のぶつかったり、夏が近づいて気温が上がったりと、ランニングをするモチベーションがすこしずつ下がってきました。
梅雨の合間の束の間の晴れ、ランニングにいこうとパートナーが誘ってくれたので重い腰を上げて一緒にランニングに行くことにしました。
もともと体力のかけらもないような私ですから、一緒に走れるのが嬉しい反面久しぶりのランニングにうまく走れるのか不安な気持ちもありました。
人通りの少ないコースを事前に調べて、いざ走り出します。
するとパートナーの早いことはやいこと…
ランアプリを確認すると1キロ7分半のペースと表示されていて、普段の1キロ8分よりもずっと早いペースだったのです。
これでもだいぶペースを抑えてくれている様子でした。
せっかくランニングに誘ってくれたし、、と私はいつもよりちょっと早いペースで走ってみることにしたんです。
自分のペースを守れなかった
しかしやっぱり無理は続かないんですよね。。
1キロを過ぎたところで横腹の痛みがすごくて、走り続けるのが難しい状態になりました。
なんとか脇腹を押さえながら1キロ半まで走りましたが、ここであえなく断念。
久しぶりのランニングは2キロの完走はできず、よろよろと帰宅しました。
今回の横腹の痛みはまさに小学生の時のシャトルランやマラソン大会を思い出すような、人に合わせてつい頑張り過ぎたーーーの痛みです。
1人でそこまでストイックに追い込めませんから、この痛みは人と走った時にしか感じることができない痛みなのだと少しだけ嬉しさと懐かしさを感じたりもしました。
人に合わせて、遠回り
結局、1キロ半時点より一歩も走ることができず、2キロ時点では9分35秒と予定の8分よりも大幅に超えてゴールしました。
ゆっくり自分のペースで走っていた方がずっと早いタイムだったんですよね。
ああ、もっと自分のペースで走ればよかったと痛感したのでした。
突然ですが、こういった人に合わせて走り出すとかえって苦労するなーってことが他のことでもあちこちであったりする気がします。
たとえば、周りの結婚が増えてきたから自分もそろそろ…と考えてみたり。
みんなが投資はじめてるのかあとおもって、真似して投資してみたり。
ランニングでは元文化部の私と運動部の彼が同じペースでいきなり走れるわけもないように、背景や経験や考えもバラバラの私たちが周りに揃えようとした時点でうまくいかないことが多くてもあたりまえなんじゃないかと思ってしまいます。
それでもつい人に合わせてしまう
それでもついつい人に合わせてしまったりしますよね。
できるだけその場の「普通」になろうとついつい肩肘を張ってしまいがちな私なのですが、もっと自分のペースを貫けたらなあ日々思います。
その場の普通って、ところでなんなんですかね
一緒に走る人が元運動部なら「その場の普通」が1キロ7分半で、運動経験がないひとなら「その場の普通」が「1キロ9分」とかなのかもしれないですよね
結局普通ってその場次第で変化してしまうことだから、人に合わせるなんて場合によっては無意味なことなのかもしれないですね。
マイペースで良いんだと心でわかっていても、ついつい普通になろうと頑張ってしまうんですけどね。
でも、この場の普通の「この場」ってどんな時なんだろう?考えてみるのはいいかも、と思いました。
「この場」の普通になれないとおもったら、マイペースを貫くぞ!と頑張るのではなく、「この場」を離れてしまうというのも選択肢の一つかもな、感じました。
タイミングも違うから
私は1年前まで、運動なんて絶対にしないと思っていた私ですが、まさか休日に自分で走り出すとは思ってもいませんでした。
学生時代は体育の時間が一番苦手だったような生徒でしたから、正直自分が一番驚いていたりします。
もし去年、誰かに一緒に走ろうと誘われていたら間違いなく断ってました。
ランニングに限らず、新しいことに取り組むのにちょうどいいタイミングって人によってありますよね。だから無理して何かを始める必要は全くなくて、というかろくなことが私の場合はなくて。
運任せでも自分のやりたい待ちをしても良いと思うんですよね。
ピタッとふに落ちる瞬間がくると、これまで一切してこなかった分野もすごいスピードで回り始めたりする経験がみなさん一度はあるのではないでしょうか?
今日の本 / 走る奴なんて馬鹿だと思ってた
もともと運動経験が全くなかった作家さんがランニングにハマっていくエッセイです。
ランニング初心者がハマるまでの心の動きリアルに描かれていて、一緒に自分も走っているかのように錯覚してしまいます。
タイトル通り、「走る奴なんて馬鹿だと思ってた」人も、もしかしたらランニングにハマってしまうかもしれません。
現時点でKindle unlimitedでも無料で読めるみたいでした。