習慣を整える
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小さな習慣【ばかばかしいほど小さいことから】

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みなさんこんにちは、わいちゃんです。

まず断っておくと、私、習慣を続けるのが得意でもなんでもない。
むしろ苦手、というか毎日コツコツというものが全くできず苦労してきた「いわゆる3日坊主」です。仲間の人いないかな。

だってさ、例えば絵を書くことを習慣にしたいと考える。美しく鉛筆でデッサンする人や、ささっと書く油絵を描く工程がSNSで流れてくると、こころがきゅんとくるのだ。しかし絵の上達となるとハードルが高い、まずなんとしても書かなければ上達はしない。描き初めたとしても一朝一夕に素敵な絵を描く技術が身につくわけがない。自分の絵を見てがっかりする。さらにSNSをひょいと開けば私と同じ年齢ぐらいの素敵な才能あふれるクリエイターさんがウジャウジャいる。

せっかく今度こそ!と意気込んだところでせいぜい1週間もあれば私のやる気はしぼんでしまう。この検索すればすぐに答えも出てくる、スピード感のあふれる現代おいて、すぐに結果が出ないというのは苦痛でしかない。そして横になりスマホを眺め、一向に成長しないつまらない自分がいた。

ところが。

私はとあるきっかけから、3日坊主をなんと脱出することが出来たのだ。3日坊主なんですと悩んでいる暇はない、今すぐ小さな小さな行動をすればいいだけの事だったのだ。

小さな習慣

まず最初に私に習慣化の力をくれた本たち

小さな習慣

継続する習慣

とにかく自分に気に食わない

自ら何か始めたいと鼻息荒く友人や家族や時には心の中で習慣化宣言をした後に、いつだって待っているのは「成長の遅すぎるわたし」だった。

いやね、私だってそんなすぐに絵が上手になるなんて思っていませんよ。だが一向に上達しないボヤッとした私の書いた絵。最初に書いた絵を見た時はヘタッピだけどここから上達するのだと私の目は希望に満ちていたはずだ。だが悲しいことにその希望は時間と共に薄れていくもので、2日目に書いた絵に心は動かず、3日目に書いた絵を見つめると楽しいと思いつつもだんだんと憎たらしくも見えてくるという非常事態がやってきた。

これはどう考えても大事である。だって続けさえすればゆっくりでも成長することは私でもわかる。逆に言えば、続けなければうまくなるはずがないのだ。

さてどうするよ。特技のない苦しみから逃れたつもりが、実は新たな苦しみが始まるのか?結局は「何もしない苦しみ」から「行動する苦しみ」に移行しただけ?私が求めていたのはもちろんそんなことじゃない。ただ自分のことや自分の作品のことを好きになりたいのである!

いやあまあ、考えたら習慣以前に性格の問題のような気もしてくる。結局のところ、自分の起こす行動全てが気に食わないんですよ。そんな簡単に自分を認めてあげることができたなら、こんなに競争社会は激化していない。

ところが。

恐る恐るフタを開けてみたら、そんな虫の良すぎることがなんとちゃっかり叶ってしまったのである。

自分を認めてくれた「小さな習慣」

私を救ったのは「小さな習慣」だった。ふと気づけば毎日のようにるんるんとグログを書き、ぴっちりした家計簿をつけ、早く食べたいと自炊をして、さっぱりするからとトイレ掃除をし、自分の書いた絵を嬉々として部屋に飾り暮らすことが出来ていたのだ。

いや・・・人生これで十分。自分よりはるかに上手な人の絵をみると心のザワザワが止まらなかったのに今となっては手を合わせて「ありがとうございます」と呟いてしまう。

当然習慣にすれば、亀の歩みではあるが少しずつスキルがついてくる。ずっとやりたかった株の売買ができるようになり、マラソンは5kmまでならなんとか走れるようになった。今は絵も額縁に入れてお気に入りのポイントを語り出すと止まらないぐらいには楽しんでいる。

っていうか、よく考えたらこれがなりたかった姿なんじゃ・・?
そう自分の作った結果や作品を見てよしと自分を認めてあげることさえできたなら、それで良いのだ。

ってことは、人生で必要なスキルは、他人が羨むびっくりな技術じゃなくて、まさかの自分が自分を認められる技術だったってこと?

自分を認める「小さな習慣」

しかしたとえ自分のことは無条件に愛してあげましょうと言われても、難しいというもんである。それにせっかくまだ命があるのだ、絵だって、上手になりたいしランニングも、料理も、読書だってもっとしたいのである。

だから私は毎日の自分に満足しながらひっそり技術をあげる方法を取り入れることにした。それが小さな習慣である。

・毎日ペンを持つ
・本を手に取り1行読む
・ランニングシューズを履く
・まな板と包丁をテーブルに出す

このぐらい、本当に小さな習慣をゴールにして認めてあげることにしたのだ。これは先ほど紹介した「小さな習慣」という本で学んだことだ。

すると不思議なことが起こる。毎日は一歩、いや0.00001歩の歩みではあるが着実にスキルが向上している実感があるのだ。それに毎日やるべきことをやったという達成感が心地いい。

今までは「素敵な絵を描くこと」をゴールにしていた。だからいつまで経ってもゴールにたどり着かず、うじうじしていたのだ。まるで受験に合格することを目標に毎日勉強しているようなもので、心はヒリヒリしていたと思う。さらにやっかいなのが「素敵な絵を描くこと」は受験と違って期限もなければ結果が分かりづらいところにある。

つまりはゴールの無いレースを毎日とぼとぼと今日もつかない…といじけながら歩いているだけだったのだ。

ただ楽しんで、小さく続ければいい

毎日自分の作った物をふむふむと楽しむことができたなら、ずっと欲しかった物が手に入るのかもしれない。でも手に入らなくても毎日たのしいと思えさえすれば、それで十分。

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わいちゃん
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ブロガー
20代女性。東京都23区内月10万円でミニマリストの彼と同棲しています。
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